今回は、新築工事現場『王子町の家』のご紹介、第3回目です。
・前回ご紹介した断熱材(発泡ウレタン)のすぐ内側にする工事
・前回ご紹介した断熱材のすぐ外側にする工事
・建物にキズがつかないための工夫
についてです。
その前にこの現場のブログ第2回目を
見てみたいという方はこちら ↓ ↓
http://www.crasi-tas.jp/blog_genbachuukei_oujichounoie02_2018_0515
ちなみにですが、大工の棟梁の話によると
発泡ウレタンで断熱材の施工をすると、
外の気温の影響をあまり受けることがなく、
快適に工事ができいるそうです。
◆断熱材のすぐ内側にする工事
すぐ内側とはすぐ部屋の側ということです。
プラスターボードをはります。
別名、石膏ボードとも言います。
写真のように茶色っぽい色をしていて、
木材と比べるとだいぶ軽いです。
防火性、遮音性、施工性に優れた建材です。
プラスターボードの上に壁紙をはったり、
塗り壁材を塗ったりします。
◆断熱材のすぐ外側にする工事
すぐ外側とはすぐ建物の外ということです。
断熱材のすぐ外側には写真に見える壁一面の
白いシートをはってあります。
工事の順番からいくとこの白いシートを先に
はってあってその上に断熱材を吹き付けて
いるんです。
白いシートのすぐ外側には写真にあるように
薄い木の板を横1列に施工して、
それを壁の上から一定間隔で何列か設けます。
これは何のためにしているかというと
空気の通り道を作っているんです。
実はこの木の板の上に外壁材をはるんですが、
この板がある事で外壁材と白いシートの間に
空間ができます。
外壁の中の湿気がシートを通過して
この空間に出てきます。
そして、この湿気はそのまま壁の上のほうに
抜けていくんです。
要するにこの空間がある事で
建物を湿気から守ることができ、
建物の耐久性がアップするんです。
◆建物にキズがつかないための工夫
工事期間中、お客様から預かっている
新宅にキズがつかないための工夫を1つ
ご紹介します。
ドアの枠や柱に職人が間違えて何かを
ぶつけてキズがつかないようするために
写真にあるようにクッション性のある
青色のスポンジのようなもので
ドアの枠や柱をグルっと包み込む
ように覆います。
以上、工事現場から実況中継でした~♪
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