今回は、新築工事現場『王子町の家』のご紹介、第2回目です。
・前回ご紹介した基礎工事のその後
・基礎の上に組み上がった骨組み(構造)
・断熱材(発泡ウレタン)を施工する様子
についてです。
その前にこの現場のブログ第1回目を見てみたいという方はこちら ↓ ↓
http://www.crasi-tas.jp/blog_genba_oujichounoie_01_2018_04
◆まず基礎工事。
前回のブログで家のまわりを囲うようにして作ったお手製の大きな容れ物のことを紹介しました。
その容れ物にコンクリートを流し込んでしっかりと固まったら、その容れ物を解体します。
そうすると、大きな鉄筋コンクリートの固まりがお目見えです。
垂直方向にも鉄筋コンクリートが立ち上がっていることが分かると思います。
この真上に部屋の壁がくるんです。
◆骨組みです。
基礎の上に木材を組み上げていくのですが、この作業、クレーン車を使って一気に組み上げていきます。
大工工事の一番の山場です。
大工さんは気が張り詰めていますから、すご~くピリピリしています。
真剣さが伝わってきます。
この骨組みを屋根まで組み上げたあと、お客様からよく言われます。
「基礎のときは建物が狭く感じたけど、骨組みが組み上がると建物がすごく大きく感じますね!」
不思議ですが、本当、そうなんです(^O^)
◆断熱材(発泡ウレタン)の施工
エアコンの効きと大きく関係する工事ですね。
発泡ウレタンについてはご存知でしょうか?
断熱材もいろいろとありますが、この施工方法は次のとおりです。
液状の断熱材の元のようなものを壁の中の空間に吹き付けます。
上の写真がその吹き付ける様子です。
そうすると、吹き付けられた液体が無数の細かい気泡を発生して一気に体積が膨らんでいき、瞬く間に固くなってしまいます。
壁の内部と屋根の面のすぐ下に吹き付けられて固まった断熱材が次の2つの写真です。
ご覧のとおり、壁の中の空間に「隙間なく」液体が入り込んでいって固まるので、安定した断熱効果を得ることができ気密性も高まります。
また、発泡ウレタンは比較的、湿気を通しにくい素材のため壁の中の結露を抑えることででき、建物の耐久性が高くなります。
そして、従来、壁の中の隙間から入り込んでいた建物の外側の騒音や建物の内部の音が漏れにくくなります。
以上、工事現場から実況中継でした~♪
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