「あれ!?
外壁の色が黒になっていない!?」
「この前、
担当者に外壁の色は『黒でお願いします。』
って言ったのに!」
「担当者も『はい、分かりました!』って
言ってたのに!」
住宅トラブルの原因としてよくある
お話です。
そうです。口約束です。
口頭で要望を伝えて、
住宅会社の営業担当者もその内容を
記録していなかったということです。
◆口約束の怖さ
このトラブルで怖いのは、
家が完成したタイミングで気付いて、
そのタイミングでは正しい状態に
しようにも出来ない。
とか、
きちんと工事し直すとしても、
かかる費用を住宅会社と折半で
なんて事も。
原因としては、営業担当者が
間違えた記憶で施工担当者に色を伝えたか
そもそも色の変更を伝えていなかったか、
等があり得ます。
でも、仮にそうだとしても
お互い何の記録も取っていなければ
「言った、言わん」のトラブルに
発展するかもしれません。
お互い、記憶に基づいてでしか話が出来ない
わけですからね。
◆家づくりになると特に忘れやすくなる?
そして、この記憶も家づくりにおいては
忘れやすい環境にあります。
と言うのも、家づくりでは膨大な数のことを
決定しなければなりません。
何かを決定するという事が長期に渡って
続きます。
建材の仕様、色やお金のこと。
決定した後も変更になることもよくあります。
最初は記憶していたことも決めないといけない
事を次から次に考える過程で忘れてしまう事も
どうしても出てきます。
普段、家づくりに携わっている私も自分の
家づくりの時には決定したことを全て覚えて
いられた訳ではありませんでした。
◆打合せ記録簿があなたを守ってくれます。
ただ、こんなトラブルも、打ち合わせ記録を
取りさえすれば回避できます。
何かあったときに打合せ記録簿があなたを
守ってくれます。
打合せ記録簿に書いてある記録を
たどっていけば実際の決定事項を確認できる
訳ですからね。
ぜひ、打合せ記録を取るようにしましょう。
◆しっかりとした住宅会社であれば。
とは言え、
本来なら住宅会社の方から自ら打合せ記録
を取るべきところです。
打合せが終わったら、
住宅会社、お施主それぞれが打合せ記録簿
にサインをして、その控えを1枚ずつ各自
保管しておく。
きちんとした住宅会社であれば仕事の流れ
として当たり前のよう打合せ記録を
取ります。
◆打合せ記録をとらない担当者もいます。
逆に言えば、打合せ記録簿を取らない
住宅会社や担当者がいたら要注意です。
打合せ記録を取るようリクエストをすれば
それに応えてくれないところは無い
と思いますが、
もし、応えてくれないところには
自分で打合せ記録を取ってお互いのサイン
をして住宅会社にも控えを渡しましょう。
そして、もうひとつ付け加えると
住宅会社が打合せ記録を取るときは
記録してある内容が打合せどおりに
なっているかどうかを確認してから
記録簿にサインをすればベストです。
このようにみてみると打合せ記録簿が
家づくりにおいてかなり重要なものである
ことがお分かり頂けたのでは
ないでしょうか?
参考までに最上部にある当社の
打合せ記録簿の画像をご覧下さい。
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