今回は、新築工事現場『雑木の庭にとけこむ家』の2回目のご紹介です。
室内側は、床、壁、天井、天窓。
建物の外は外壁、屋根の裏側。
まとめて解説しますね。
床の工事です。
無垢の板材を端から片詰めて張ります。
無垢の板材の下に見えるのがベニヤ板のような板で厚さが28㎜あります。
天井の工事です。
ここはリビングの天井です。
ご覧の通り天井が斜めになっていて、家の中でここだけが無垢の板材を張ります。
床、天井と無垢の板張りになっているので木の温もりの感じられるスペースになっています。
こちらの部屋はリビングと違って天井は石膏ボードを張っています。
壁にも張っています。
石膏ボードは防火性、遮音性、施工性に優れた建材でこの上にクロス(壁紙)や塗り壁材で表面の材質として仕上げます。
そして、縦長の窓が2つ並んでいます。
この窓、見た目1枚のガラスですが、ドアのように回転して開きます。
2つ連続して並んでいるので空間にリズム感が出ますね~
サンルームの天井です。
一辺が約110センチの大型の天窓を設けています。
明るい♪
今度は建物の外側です。
外壁材は金属サイディングといって金属製の板材を張るんですが、
その前にまず、細く、薄い木材を一定間隔で固定します。
この木材の上には金属サイディングを張りますが、下には透湿防水シートと呼ばれるシートがあります。
金属サイディングと透湿防水シートの間に少し空間ができるという事ですが、この間を湿気が通って天井に抜けていきます。
外壁を張るとこんな感じになりました~
屋根の先端の裏側を軒天と言いますが、軒天は無垢の板材を張りました。
深い(長い)軒天です。
真っ黒な金属の板壁と無垢の板材のナチュラル感。
コントラストがいいあんばいです。
ちなみに、軒天の板材の張る前の骨組みの状態です。
以上、工事現場から実況中継でした~♪
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