前回は、家を建てる敷地の

地盤の強度が十分でないときは、

地盤改良工事をするということで

地中深いところに問題があった

場合の地盤改良工事を紹介しました。

今回は、地盤調査をした結果、

地中の比較的浅い領域に

問題があった場合の改良工事

についてご紹介します。

これもある新築案件で

実際に施工した地盤改良工事です。

地盤改良の内容ですが、

まず、地面を１メートル位の深さで

家の建つ領域より少し広めに掘ります。

そして、そこにシラスを入れて

機械を使って表面を締め固めます。

1回約25ｃｍの厚さになるように

締め固めて、これを４回繰り返しました。

工事費用も約50万円台と

地中深い領域に問題があった場合に

比べて安くで済みました。

ちなみに、今回地盤改良を行った土地は

もともと田んぼだった土地です。

このような土地は、

土地自体の金額は比較的安いのですが

地盤改良が必要なケースが多々あります。

前回紹介した地盤改良工事を行った土地は

もともと畑の土地でした。

畑や田んぼだった土地を検討されている方

は地盤改良の可能性が比較的高いことを

あらかじめ認識しておいて下さい。