家を建てる土地ですが、
土地に何の問題も無ければ
そのまま工事を進めるのですが、
問題があった場合、
つまり地盤の強度が十分では無い
ときは、地盤改良工事をします。
地盤の現状と求める強度によって
いろいろな改良工事があるのですが、
そのうちの1つを紹介します。
最近、ある新築案件で施工した
地盤改良工事です。
ハイスピード工法と呼ばれる工法で
改良工事を行いました。
かかった費用は約100万円。
けっして小さくありません。
こちらの敷地は地中深いところが
軟らかい状態で、そこまで全て掘る
訳にはいきませんので、
地中深くまで柱状に穴を掘り、
そこに天然砕石を深いところから
締め固めて、
砕石の柱を地中に形成するという
工法で進めました。
建物が約34坪ですが、
この柱を39本造りました。
◆工事の必要性をどう判断する?
このような地盤改良工事が
必要なのかどうかを判断するために、
大事なイベントが地盤調査です。
敷地の地盤が建物を建てるために
必要な強度があるのかを事前に
調べるのです。
通常、敷地のどの位置に建物を
建てるのかがはっきりした
タイミングで行います。
地盤改良工事100万円と言うと
家づくりの資金計画全体に与える
影響は大きいです。
◆家づくり予算に入れておいて下さい。
この地盤改良工事の予算を
家づくりの予算に全く入れておらず
地盤調査の結果、
改良工事をしないといけない事が分かり
住宅会社との契約が白紙に戻って
しまったという方の話を聞いた事が
あります。
全く、予想をしていない方にとっては
そのショックは計り知れません。
ちなみに、今回紹介した事例。
私の家の新築工事のときのもので、
当然、地盤改良予備費として
予算としてみていました。
我が身を以って、
その重要性を痛感しました。
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